教育・学び

英語を真剣に学び、話せるようになる人の3つの共通点

6月 22, 2015
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photo credit: via photopin (license)

 こんにちは、教育コンサルタントの西條美穂です。

 幼児から大人までの英語教育現場に10年以上いる関係で、

どうやったら英語を話せるようになりますか?

という質問をよくうけます。

 ここでいう「英語を話せる」は、暗記でのその場限りの会話、つまり型の決まったやりとりをすることではなく、英語できちんと相手の考えを理解し、それに対する自分の意見を言えるレベルを指します。なぜなら、そうやって意志の疎通ができてその言語を超えての「お互い」を学びあえてこそ、本当にその言語を使えていると言えるからです。(そうなってからもまた細かくレベルは分かれますが)

 英語を真剣に学び、話せるようになった人の共通点は、実は、英語学習の「コツ」というものではありません。今日は現場で見てきたその共通点をシェアさせていただきたいと思います。

1.英語で話し、理解しなければ生活できない状況に身を置く

 聞き取れない、わかってもらえないことが、自分の生活や体裁を脅かすくらい深刻というとき、学びのスピードは加速し、よく学べます。例えば、子どもが遊んでいる玩具をとられて返してほしい時、授業やビジネスシーンであなたの考えをきかれているときなどです。きちんと意思疎通できないことで、自分が得たいものが得られない、一人前の人として扱ってもらえない、などの死活問題になる状況に身を置くことで、さらに真剣に英語を学び上達していくのです。

2.自分のアイデンティティに関わること(自分の仕事、日本のこと、家族のこと)は英語で話せるようにしておく

 
 外国などに行き、実際に英語を使うシーンで聞かれることはもうだいたい決まっています。そこをあらかじめ準備しておくのです。しかも、それは、どうしても言いたいこと、伝えたいこと、それが自分自身であるようなテーマなので、モチベーションが高くなります。どうでもいい話だったらあきらめもつきますが、大切な場面でのどうしても言いたい意見や、自分の情熱のあるテーマなどは、言えなかったときの悔しさがずっと残り、言えるようになるために足りないことを必死で補おうとします。それが語彙なのか発音なのか、文法なのか、それは個人差があります。どの理由であれ、繰り返しているうちに必ず話せるようになっていきます。

3.上記2つの条件の上で、英語を話す機会をたくさんもつ

 最後は、これまで述べた2つの条件に多く、長く身を置くことです。やはり、習い事やビジネスと同じでそれを実際にする「打席」にどれだけ立つかは非常に重要です。なんどもなんども失敗し、わからなかったり通じなかったりして涙したり、ストレスで倒れそうになったりしながらも繰り返すのです。

 以上3つが、私が英語教育の現場で、英語を真剣に学び、話せるようになた人たちに見つけた共通点です。

「とにかく早く話せるようになりたい!その方法は?」という人がたくさんいますが、上記を見てみると、とにかく追い詰められて繰り返すことが重要だということがおわかりいただけると思います。それは、子どもも大人も同じです。この3つの条件を重ねずに「コツ」と言われることだけを繰り返しても、本当の意味で英語を話せるようにはならないでしょう。

 この3つの条件のもと真剣に学びを重ねると、英語をツールに新しい世界が広がります。今までは意見交換できなかった人たちと様々なことを学び合い、一つ言語が増える素晴らしさを体験できると思います。そして、これからはこの力がさらに必要になります。
 
 英語を学んでいる皆さん(私もです)、一緒に頑張りましょう!
 

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