photo credit: Mud Fest 2008 via photopin (license)
皆さん、こんにちは。教育コンサルタントの西條美穂です。
皆さんは最近どんな楽しいことをしましたか?または、最近、とびっきり楽しいことをしたのはいつですか?
実は、親や周りの大人たちが楽しむことは、子どもたちにとって非常に有益なことが多いんです。
1.イキイキしている背中を子どもに見せられる
ご存知の通り、子ども達は親の鏡であると言っても過言ではありません。思考方法から癖まで、あらゆることをよく見て影響を受けています。そんな子どもたちに、親が楽しむことによって、楽しそうにしているイキイキした姿を見せることができるようになります。
2.子どもも人生を楽しむようになる
親の楽しそうな姿、イキイキした背中を見ることによって、子ども達自身も人生をもっと楽しむようになります。これは、人間が周りにいる人の行動や感情に共鳴するようになっているからで、脳科学の研究でも証明されています。周りにいる人の中でも特に幼いころの親の影響は一番大きいですよね!
私もこれまで幼児教育現場でたくさんの子どもたちを見てきましたが、楽しそうで幸せそうな子ども達に共通していることがあり、それはやはり「親が楽しんでいること」でした。
3.一緒にワクワクできる
このように、親も子も楽しいことが増えると、お互いに楽しい会話が増えるようになりますよね。これにより、一緒にワクワクできるようになります。今日は何が楽しかったのか、明日はどんなことがあるかなどなど。親子関係もぐっと良くなると思います。
4.クリエイティブになる
「とびっきり楽しいことをしよう!」と思うと、「自分にとって楽しいことは何か」、「どんな楽しいことをしようか」、「時間をどうやってつくろうか」、など様々なことを考えるようになります。これにより、創造力が磨かれ、クリエイティブになるでしょう。これからの時代、益々大切になってくる「創造力」、子どもに育むには親も持っていたいですよね!
5.自分も進化/深化できる
こうして、楽しいことをどんどんしていくと、それをしながら知らないうちにたくさんのことを学んでいることに気付くでしょう。人は、楽しいときに一番学んでいるということも研究で言われています。楽しみながら、子どもに良い影響を与えながら、自分自身が進化/深化できるのです!
ちなみに、私が最近したとびっきり楽しいことは、ちょうど昨日私を育ててくれた新潟でした子ども向けワークショップです。初めて会う子ども達も含め、自分の興味のあることをどんな形でもいいからiPadまたはパソコンでまとめて発表するというアクティビティをしました。自分の好きなことを調べ発表するときの子どもたちの目の輝きが忘れられません!
とびっきり楽しいことをすることは、自分にとって良いことであるはもちろん、子どもたちにとっても非常に有益です。「とびっきり楽しいこと」をどんどん創り出して取り組んで楽しみながら、子ども達にも良い影響を与えていきたいですね!