子育て

川崎の少年事件から思う 「必ず伝えたい、子どもたちを守る3つのメッセージ」

3月 2, 2015
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photo credit: Road Side via photopin (license)

 こんにちは、教育コンサルタントの西條美穂です。

 少年たちの事件に心を痛めている方がたくさんいらっしゃると思います。こんな世の中で、子どもたちをどんなふうに育てていったらいいのか、何に気を付けたらいいのか、悩んでいらっしゃるかもしれません。

 私もこれらの惨い事件を改めて見つめ直し、子どもたちに何を伝えていきたいか、どんなことを一緒に考えたいか、あれこれ思いを巡らせました。

1.立派なことをしても、失敗しても、あたなが大切なことは変わらない!

 
 どんな大人も一度は通ってきた道だと思うんです。ひどく自信をなくしてしまって、何もかもが嫌になるとき。そして、自分が全く価値のない人間に思えるとき。または、重大なミスを犯してしまったり、人にすごく嫌われてしまったと思って、もう自分なんて生きている価値さえないと思えるとき。

色んな日があるけれど、どんなにイケてないあなたの日でも『あなたは絶対に価値のある人間!あなたは必要!そして、愛している!!』ということを伝えたいですよね。

 私も幼い頃、親に「どんなに立派なことをした日でも、失敗した日でも、実はいつも変わらず大切な娘だよ。」というようなメッセージをもらいました。

 そうか、テストの点が悪くても友達をひどく怒らせても、どんな失敗をしても私をいつも大切に思っていてくれる人がいるんだ!そう思えたことが、道を踏み外しそうになったり自棄になったりしたときの自分をいつも救ってくれました。
 
 本当は違うのに、

条件付きでしか愛されていない

と勘違いしている子どもたちが多いように感じます。この誤解を取り除いて、『無条件の愛』に気付かせてあげるだけで、子ども達は、根っこに自信をもって自分を大切にできるようになると思います。そこが伝わっているかどうかが、実はとても大きな分かれ道です。

2.人に頼ることは何より大切な能力の一つ!

今回、この川崎の事件の話を私の生徒たちである中高生と話し合いました。その際、一つの質問をしました。

「みんなは、何か問題があったりすごく辛いことがあったとき、人に相談する?それとも自分の中で抱え込む?」

 すると、「自分の中で解決しようとする。」という内容で答えてくれた生徒が結構多かったのです。

 なので、気持ちはわかるけどね、人に頼る能力ってすごく大事!私に言えたら絶対言って欲しいし、そうじゃなくても頼れる人をつくってー!命懸けで守るよー!!ということを熱く熱く伝えました。
 
 そう、人に頼ることも立派な能力の1つで、それを持つことが非常に大切だということを伝えていきたいですね!

3.何か(誰か)を守りたかったら、まず自分を守ろう!

 子どもがどんどん成長し親と離れた世界が増えると、友情だったり、夢だったり、恋人だったり、自分の評判やプライドだったり、とにかく何に代えても守りたいものが出てくる時期が訪れます。 

 その時に、その守りたいものや人のために、自分が良くないと思っていることをしたり、自分を傷つけたりしなければならなく感じることが出てきます。けれど、そもそもそんな考えは間違っているということを伝えられたらと思います。そんなことをしないと保てない関係は長く続きません。
 
 何かを大事に思えば思うほど、同じように自分を大切にする。すると、もっと余裕ができてさらにそれを大切にでき、良い関係を保てるというキーポイントを子どもたちにシェアしたいです。

 子ども達が飛び出していく世界を全て見張ることは到底無理ですし、すべきではありません。だからこそ、伝えるべきメッセージを、聞いている子ども達が恥ずかしくなるくらい思いを込めて伝えたいですね!

 大事な愛しい子どもたち、私たち大人や親が守らなくて誰が守るんだろう、そんなことを強く思っています。そして、子ども達にもその力を育んできたいですね!

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