子育て

【子どもが嘘をつくとき】受け止めたい3つのポイント

2月 23, 2015
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photo credit: Resting Area via photopin (license)

 
 こんにちは、教育コンサルタントの西條美穂です。
 
 今日は、子どもたちの嘘についてのお話です。
 
 幼く無邪気だった我が子が、急に嘘なんてつくようになったら、もう本当にショックですよね。
 
 これまでも「嘘」に関する悩みは、多くの親御さんたちからお聞きしています。

 「何度言ってもなおりません」
 「このまま犯罪者にでもなったら。。。」
 「私の育て方がいけないのでしょうか」

 などなど、大きな悩みの渦に落ち込む保護者の方は少なくありません。
 
 けれども、ちょっと考えてみましょう。嘘がいけないこととはわかっていながら、親や大切な人に大きくても小さくても嘘をついてしまったという経験がないという人はほとんどいないのではないでしょうか(大切だからこその嘘で怒らせてしまったり。。)そのように考えてみると、もしかしたらそんなに大袈裟にとらえなくてもいいのかもしれません。

 が、もちろん、この子どもが嘘をつくという行為を、私たちがどう受け止め、どう付き合っていくかは、非常に重要です。
 

1.子どもは、成長している

 
 まず、子どもが嘘をつくようになったのは、子どもが成長している証拠だということに着目しましょう。もっと小さな頃は、嘘をつきたくてもその術がありませんでした。嘘をつけるということは、知恵がついてきている証拠です。まずは、成長の証として前向きに受け止めてあげましょう。

2.嘘をつく子どもは、何かを恐れている

 
 嘘をつく、つまり本人が認識していることと違うことを言える能力を身に着けたこと、それと、その能力を使って実際に嘘を言うことはまた別の問題です。子どもが実験として嘘をつくところまではよくあることなのですが、叱られても繰り返し繰り返し嘘をつくときは、理由があります。

 まずは、

何かを恐れていることが多いです。

 
 誰かをすごく悲しませてしまう、自分がこっぴどく叱られてしまう、など、避けたいことがあるために嘘を重ねなくてはいけなくなってしまっているケースはとても多いです。
 
 そのような場合は、やみくもに叱って嘘をとめようとするよりも、その先にある子どもの恐れを一緒に受け止めて話をしてあげることが重要です。その時その時の子どもと共通の言語を持って取り組むのです。
 
 そして、一度は、叱るべき場面でも、子どもが何かを正直に話してくれたなら、まずは正直に話せたことを褒めてあげることが重要だと思います。誠実であることの素晴らしさを称えるのです。
 
 たとえば、「今日は〇〇くんのこと叩かなかった?」ときいて、勇気を出した子どもが「叩いちゃった」と言ったら、まずは「よく本当のこと言ってくれたね。難しかったでしょう。言えて偉かったね。」と褒めましょう。
 
 そして、その後で、その子を叩いちゃったことに関して取り組むのです。が、多くの場合、隠すくらいなので、そのことが悪いことだなんてもう言われなくてもちゃんとわかっているのです。それなので、叱るよりも、どうして叩いてしまうのかについて話をよくきいて取り組むべきです。何事も表面的な解決より、根本的な解決が大切です。

3.嘘をつく子どもは、もっと認めてほしいと思っている

 何かを恐れて嘘をつくことと根本的には似ているのですが、もっと認めて欲しくてつく嘘もあります。大人からしてみるとあまりにありえない驚くような嘘をつく子どもたちが結構います。もちろん友達もそのうちに気づき交友関係に影響を与えたりもします。その子はそれだけ

認めてほしい
何かに苦しんでいる

のです。

 そんなときは、「そのままのあなたでも、すごいよ、立派だよ」、ということを子どもたちに伝えてあげてみてはいかがでしょう。

 子どもたちは、毎日新しい世界に飛び出し、色んなものや人、ことに触れ、

ふと自信をなくすときがあるのです。だからこそ、大丈夫、あなたはそのままで素晴らしい、というメッセージを与えてあげたいですね。

 
 このように、嘘をつく子どもの心の裏には、様々な悩みや葛藤があります。

 そこにうまく対応することが、今後の子どもとの関係においてもとても重要です。単に叱ったり嘆き悲しむばかりでは、逆に子どもとの距離が離れてしまうことにもなりかねません。本心で話し合える関係をつくり、その後の信頼関係にも繋げたいものです。

 だからこそ、叱るだけではなく、しっかり気付き向き合い話し合って、一緒に解決していきたいですね!

 この記事も深く関連している内容なので是非参考にしていただけたら幸いです。

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