教育・学び

【今こそ子ども達と話し合いたい!】私たちの世界で起こる悲劇と命の大切さ、自分たちにできること

2月 2, 2015
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photo credit: guzhndra via photopin cc 
 
 こんにちは、教育コンサルタントの西條美穂です。

 世界のあちこちで長く続くテロや紛争の影響がどんどん大きくなってきていますね。

 被害を受けている多くの人々、国々、全てに、愛と祈り、決意と行動を送りたいと強く思っています。

 教育の現場では、常日頃から、子どもたちと「世界のニュース」を「自分たちのニュース、自分たちの問題」として捉え、話し合うよう心がけています。なぜなら、それはどこで起こっていようと現に私たちの問題だからです。愛しい一人一人の命をできる限り自分で守り大切にする力、未来をより良くする力を一緒に身につけていきたいからです。
 
 だからこそ、今回のこともしっかり議論したい。今、あらためてそう思っています。
 
 何が起こっているのか
 どうやったら解決できるか
 どんなに小さくても、今自分にできることは何なのか
 どうやって安全を確保できるか、などなど。
 
 正しい一つの答えが見つからなくても、みんなと意見が違っても、1人1人が真剣に考えること、そしてチームで協力し合うことが大切だと思っています。

 日々の中で、ニュースをみたとき「自分には関係のない遠い出来事」となってしまうのか、「身近な自分の問題」となるかは、特に幼い子どもたちにとっては、周囲の人、特に身近な大人の態度に寄ると思っています。

 私は、どんなに辛いことでも、しっかりまっすぐ子どもたちと向き合って話し合いたいと思っています。多くの子どもたちはそれを受け止める力を持っていますし、ないならそれを育てることができるからです。
 
 子どもたちの学ぶ力と正義感は本当に素晴らしいです。

 以前、プリスクールで戦争体験者の方に来ていただき戦争の話を子どもたちにしてもらったことがありました。子どもたちは、自分たちと同じ年頃の子たちが大変な目に合っていたことにたいそう驚き、また、今の平和な日常にとても感謝していました。もちろん、怖がって私たちにしがみつく子どもたちもいました。
 
 驚いたことに、それ以来、子ども達は世界情勢に対して深い興味を示し、しばしばチェックするようになったのです。そして、問題が起こっている地域を確認すると、どうやったら解決できるのかを真剣に考えディスカッションするようになりました。またそのような中でどうやって、自分や周りの人の安全を確保できるかも話し合いました。

問題を知ることによって、子どもたちの正義感、問題意識、危機管理意識が高まったのです。

 
 同時に、様々な宗教、文化、考え方にも興味を持ち始めました。その違いが争いを起こしていたからです。

 みんなが辿り着いた答えは、

「仲良くできなくてもいいから、戦争をしたり傷付け合ったりしないで一緒にいる。そのために、『違いを認め合う。』その考えを広める。一人一人の命が何より大切。」

ということです。

 子ども達が予想していた以上に変化したことに、とても驚き、さすがだなあと感心しました。やはりこのような情報、思いをシェアし、本来子どものもつ力を引き出すのは私たち大人の責任であると改めて思いました。一度興味をもって自分ごとにしてしまえば、子ども達はそれを続けていく力があるからです。

 そして、「違いを認め合う」ということは、私が子どもたちに最もシェアしたい考えの1つでした。オープンな子ども時代に様々な違いを知って共存することを学べたら世界はもっともっと平和になると信じているからです。
 
 それに自分たちで気づく力、それをさらに発展させる力を子どもたちは持っていました。

 小中高生との議論では、さらなるリサーチとアクションプランまでたどり着くことがきました。
 
 だからこそ、今回のこともまた子どもたちと真摯に話し合いたいと思っています。

怖いこと、ショッキングなことに蓋をするのではなく、自分たちの問題としてしっかり話し合っていく

 これは本当はごく当然で、かつとても重要なことだと思います。それによる心配事があるのであれば、その懸念も含めて正直に話したらいいと思います。
 
 これから子どもたちが生きていく未来は、今まで以上に困難が多い世の中かもしれません。幼いうちからどんなことが起こっているのかをきちんと知って、それを自分たちの問題として責任をもって考え、行動する、自分の身をきちんと自分で守ろうとする、より良い未来を創ろうとする、という癖をつけていくのは必要なことだと考えています。その中で子どもたちが学べること、こちらが子ども達から学べることもたくさんあると思います。

 今こそ子どもたちと、命の大切さ、平和の大切さを真剣に話し合い、行動にうつしていきたいです。正義感の強い子どもたちは、そこから得たことを必ず未来にいかしていき、それがより良い未来、安全、平和に繋がっていくと私は信じています。

 子どもたちの生きていくこれからの世界を少しでも良いものにできるよう、そして子どもたち自らもその力をつけていけるよう、今できることを一緒に真剣にやっていきたいですね!

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