子育て

スマホにはまる子どもとの接し方に潜むさらなる危険

12月 4, 2014
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photo credit: mikecogh via photopin cc

 こんにちは。教育コンサルタントの西條美穂です。

 子どもは、スマホやiPhone、iPadが大好き!放っておけば一日中でもそれで遊んでいます。デジタルネイティブと呼ばれる彼らのスマホの覚え方、使い方にははやり目を見張るものがあります。

 一方、親は、目が悪くなるから、人と人とのコミュニケーションがとれなくなるから、インターネットは色んな危険があるから、と心配が尽きず、ついつい使い過ぎを叱ってしまいます(そのくせ、静かにしていて欲しいときは、長い時間使わせておくこともありますよね)

 では、そんな子どもたちとスマホをどんなふうに付き合ってもらえばいいのでしょう。

 私が1つ大きくお伝えしたいことは

 

子どは、一度知ってしまった面白いことは絶対に忘れない、ということです。

 記憶を消すことはできません。知ってしまった楽しいこととどう付き合ってもらうかを親は賢く考えなくてはいけないと思います。

 今日は、これまで子どもたちと見つけたポイントを3つお伝えしようと思います。

1)どうして心配なのか、ダメなのかをきちんと説明する

 これはスマホに限ったことではないのですが、子どもたちは、興味を持った対象で遊んだり学んだりしているとき、急にそれを使うのはダメ!長過ぎる!などと叱られると、叱られるのが嫌だからそれを辞めます。つまり、どうしてダメなのかは全く理解しないまま行為だけをやめるのです。そして、叱られ続けると、叱る親のそばではそれをやらないようになります。でも、親のいないところでチャンスがあれば長くやり続けます。その行為をダメだとは思っておらず、単に親がそれを嫌いだからと認識するからです。
 
 これは、思春期の隠し事にもつながっていきますので、本当に注意が必要です。理由をきちんと説明せず頭ごなしに何かをやめさせようとする親に子どもは何も話さなくなっていきます。

 本来、子どもは大人が思っているよりずっと論理的です。親が何を心配してどうして注意しているのか、しっかり話してもらえれば、「ああ、ぼくのこと(私のこと)をこんなに考えてくれているんだな、確かにこうなったら嫌だな、危険だな」とわかってくれるはずです。

 

2)その行為のポジティブな部分にも注目する

 スマホを使うことにおけるネガティブな部分にばかり目が行きがちですが、ポジティブな部分にも着目してみましょう。

 たとえば、これから、うまくテクノロジーを駆使していくことは必須です。日々の中でスマホもすごい速さで変化していっているので、それを使いこなすことも大切なスキルの一つかもしれません。

 また、好きなことを突き詰めていくことも非常に大切です。それがたとえゲームでも、子どもが大好きなものに対して親が友好的な思いを持つことは子どもとの関係を良好にしますし、会話も弾むようになります。そこから話し始めて、子どもがききやすい話の展開にしてみるのもいいでしょう。

 

3)一緒にルールをきめてそれを守る協力をする

 スマホをつかうメリットデメリットを子どもと話したら、一緒にルール作りをしましょう。子どもは、一方的に言われたルールより、自分でつくったルールをより良く守ります。それは意味もよくわかっているし、自分でつくったという責任もあるからです。同時にこの作業は主体性も育てます。

 親は、この決めたルールを子どもが守れるように協力してあげるべきです。親子は敵ではなくチームです。ちゃんと決めたこと守るかしら?という懐疑的な目で子どもを見ずに、守るよね!一緒に守ろうね!という雰囲気をつくることもとっても重要です。

 教育現場にいると、子どものあれを辞めさせたい、減らしたい、増やしたい、などの相談をたくさん受けます。

 が、みなさまご存知の通り子どもは思い通りにはなりません。向き合って、一緒に色んなことを真剣に考えれば必ず良い方向に行きます。

 まずは、この3つのポイント、ぜひ試してみてください!

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